哲学者の和辻哲郎氏は、美しい松に囲まれて住んでいた。

和辻哲郎|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館

あるとき

 

山が崩れているところで

 

松の樹の根を見る機会があった。

福寿草見れた🤩 / Zicoさんの岩宇土山・白鳥山・銚子笠の活動データ | YAMAP / ヤマップ

地上にある美しい松とは

 

ひどく違った姿をしていた。

 

 

 

 

 

太いもの、細いものなど無数の根は

 

戦い、もがき、苦しみ、

 

精いっぱいの努力を尽くしたように枝分かれし

 

一斉に大地に抱きついていたという。

 

和辻氏は語る。

 

「あの美しい幹も葉も、

新年に欠かせない「松」人気5種類の魅力&栽培テクニック | ガジェット通信 GetNews

五月の風に吹かれて飛ぶ緑の花粉も、

國珍松花粉- 樂怡生活

実はこのような苦労の上にのみ可能なのであった」

 

 

 

 

 

 

 

成長とは

 

単に上へと伸び上がり

 

手を横に広げるだけではないのだろう。

 

しっかりと大地をつかむ根を持つことにあるのだ。

 

見えない所での格闘と努力こそが、人間をつくっていくのだ。

 

確かに、その成長は見えにくいかもしれない。

 

しかし、努力と苦労を糧に鍛え、

 

“大樹”へと、この一年、ともどもに成長していきたい。

兼六園の根上がり松> 奇観の〝根張り〟に生命の躍動美! - く~にゃん雑記帳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって1枚の画像の紹介。

 

北極の画像のようです

ホッキョクグマの親子。

 

ほっこりするなあ。

 

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