置かれた場所で咲けないときは

「受験勉強の大変さをわかってくれない」

 

「受験生の忙しさをわかってくれない」

 

「受験生がどれだけ不安な思いをしているのかわかってくれない」

 

「受験生がどれだけがまんしているのかわかってくれない」

 

「受験生がストレスをかかえていることをわかってくれない」

 

「受験生のココロが折れそうになっているのをわかってくれない」

 

受験生に限った話ではありませんが

 

このような「くれない族」はいませんか。

 

 

 

 

くれない族は

 

自身を取り巻く「環境」を単に憂うだけです。

 

他人にマイナスの感情をぶつけているだけで

 

プラスになるように

 

自ら行動することはありません。

 

 

 

 

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」の著者渡辺和子さんも

 

くれない族だったと言います。

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「だれも私にあいさつしてくれない」

 

「だれもわたしにお礼を言ってくれない」などなど。

 

そんな渡辺さんを救ってくれたのが、

 

ある神父から贈られた一遍の詩だったといいます。

 

Bloom where God has planted you.(神が植えたところで咲きなさい)

 

この詩に出合ったことで

 

どんな環境に置かれても

 

そこで環境の主となって

 

自分の花を咲かせることの大切さに気付いたのです。

 

そして、自分から先に挨拶をし、

 

お礼を伝えるようになると、

 

不思議と周りにいる人たちも

 

明るく優しく変わっていったそうです。

 

くれない族から脱皮して

 

今いる場所で頑張ろう!

 

こんな感じで結んでもいいのですが

 

あともう少しだけ続きます。

 

 

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」

 

この言葉には続きがあります。

 

置かれた場所で咲きなさい。

 

どうしても咲けないときには

 

むりに咲かなくてもいい。

 

その代わり

 

下へ下へ降ろして

 

根を張るのです

 

小中高生にとっては

 

むしろ後半部分の方が大事なのではないでしょうか。

 

見た目は地味でも

 

根から吸い取った養分を

 

枝葉の末端まで行き届かせる。

 

しっかりと成長することが大切です。

 

咲かせることができるならば

 

咲かせればいいのですが

 

育たないうちから

 

無理して花を咲かせることはありません。

 

自分にできることを

 

できる限りやっていけばいいのです。

 

小中高生はそういう時期なのだと思います。

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