学習の型

「学年+1時間」=家庭学習時間

 

よく耳にするとおもいますが

 

中学受験で難関校に合格するための

 

家庭学習時間の目安です。

 

小6であれば

 

「6+1=7時間」です。

 

帰宅が16時だとすると・・・・・

 

夕食やお風呂の時間の合計を1時間としても

 

就寝時刻は0時になります。

 

 

 

 

果たしてこれだけの学習時間が必要なのでしょうか。

 

難関校に合格するためには

 

並大抵でない努力が必要であり、

 

相応の時間をかけて

 

大量の問題演習が必要です。

 

どんな受験においても

 

やってやりすぎるということは

 

ないのです。

 

これだけやっても

 

まだ足りないなんてことだってありえるのが

 

難関校受験の世界なのです。

 

 

 

 

このような「学年+1時間」を実践するのは

 

「強化選手型」と呼べるでしょう。

 

とことん鍛え、とことん上を目指すタイプです。

 

強化選手型というのは

 

スポーツで例えるならば

 

プロやオリンピックなどを目指すタイプだからです。

 

でも

 

スポーツをやる人すべてが

 

プロやオリンピックを目指すわけではありませんね。

 

学習でも同様です。

 

全員が難関校を目指すわけではないのです。

 

目指せるならば目指すに越したことはないかもしれませんが

 

多くのことを犠牲にして

 

ストイックに鍛えていくやり方よりも

 

無理せずに楽しみながらやることを

 

選ぶこともできるのです。

 

先ほどの「強化選手型」に対して

 

「バランス型」と呼べます。

 

バランス型と言っても

 

幅は相当に広いです。

 

強化選手型に近いものから

 

完全にマイペースなものまで様々です。

 

そして、これらの型は

 

一度選んだら

 

ずっと固定されるものではありません。

 

バランス型でやりながら

 

強化選手型に切り替えることもできますし

 

その逆もできます。

 

人それぞれ

 

成長のタイミングがは違います。

 

全員に共通するやり方などは

 

存在しないのです。

 

大事なのは

 

受験という一点だけを見つめるのではなく

 

点と点

 

さらにその先の点と点

 

それらを結んだ線

 

つまり長いスパンで考えること、

 

そして、自分が選んだやり方に

 

自信をもって進んでいければ

 

いいのだと私は思います。

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