動くこと

大人になると忙しくなります。

 

就職すれば時間に追われますし、

 

子供がいれば育児に追われたりします。

 

住宅ローンの負担などで遊ぶ時間もカネもないという状況だって生まれます。

 

若いときは特にそうです。

 

ところが不思議なことに、そういう忙しい中でこそ

 

「勉強したい」という気持ちが生まれるのです。

 

これは人間の不思議な部分ですね。

 

もし大人が暇だったとしたら、

 

そういう気持ちにならないのではないでしょうか。

 

時間が有り余っている状況より、

 

忙しいほうが、前に進みたいとか成長したいという気持ちが生じるのです。

 

それが勉強欲につながっていると思います。

 

 

 

 

これは中学生にも当てはまります。

 

勉強時間確保のために帰宅部を選んだ生徒よりも

 

一生懸命部活動をしている生徒のほうが

 

実はたくさん勉強しているなんてことは

 

多々あります。

 

また、受験生でも部活動を引退して

 

「さぁ!受験勉強に勤しむぞ!」と気合いを入れるのですが、

 

気がつくと「あれ?部活動やってたときのほうが勉強してた気がする」

 

というケースも多々あります。

 

結局、動いている人間というのは

 

いろいろな方向にもっと動きたいと思うもので、

 

これこそが人間の持つ慣性の法則ではないでしょうか。

 

その意味で言えば自分のモチベーションを上げるのは意外と簡単かもしれません。

 

ヤル気になりたいと思う人はとりあえず何かを始めてみることです

 

自分に関心のある何かを続けてどんどんやっていくのです

 

そうしているうちに脳がいろんな方向に行きたがりますから、

 

そうすると「勉強もしたい」「スポーツもしてみたい」「読書したいな」

 

という欲求が生じます。

 

そうなれば今度はタイムマネジメントを考えます。

 

限られた時間をどう使うかということを考え始めるわけです。

 

1日は24時間しかありませんので、

 

その中で上に書いた欲求をどういうふうに実現するかを考えるわけです。

 

大事なことは

 

あれこれいろいろと「動いてみること」なのです。

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