書籍の最後のページの作者プロフィールなどが書かれているところを

 

奥付(おくづけ)と呼ぶ。

 

奥付には、例えば、「2020年9月27日 第1刷発行」などと書かれている。

 

「刷」は、「ズリ」と読む。
ベストセラーは、「発行部数〇〇万部」のようなところに目がいきがちだ。
多くの人は、その数字で、売れているかいないかを判断する。
例えば、発行部数30万部の本があったとする。
でも、3年前の日付で「3刷」だったとしたら、
3年前からは追加注文されていないのだ。
最初は、話題を呼んで爆発的に売れていたが、
今は売れなくなってしまったということが分かる。
30年以上前に出版されたエッセイだが、
文庫化された最初の21年で16万部の売れ行き。
その後の12年で、なんと237万部も売れた本がある。
「刷」は驚異の124刷!
勢いは衰えるどころか、
昨年も、京大生協で1位、東大生協で3位の売上だった本だ。
今年7月に泉下の客となった外山滋比古さんの「思考の整理学」だ。
私も10年以上前に、文庫本を購入し、何度も読み返している。

 

 

その本の中に、「朝飯前」という言葉について書かれている部分がある。

 

朝飯前とは、朝食の前にすぐできるほど容易、との意味だ。

 

 

しかし言語学者の故・外山滋比古さんは、

 

元の意味は少し違っていたのではないかと疑問を持った。

 

 

人間の頭の働きは、一日の中で朝の時間が最も活発。

 

朝飯前に仕事をすると、本来は決して簡単ではないことが

 

さっさと片付いてしまうので、いかにも簡単そうに見える。

 

その理由を知らない人間が「朝飯前と呼んだというのではあるまいか」と。

 

 

ことわざにも「朝起き千両夜起き百両」とある。

 

朝早く起きて仕事をする方が、夜遅くまで起きて仕事をするよりも

 

10倍の価値がある。

 

 

 

学習の秋到来だ。

 

朝の学習や読書に挑戦してみよう。

 

習慣をつくることは

 

途中で面倒くさくなって

 

なかなか難しい人もいるだろう。

 

朝飯前の英訳は

 

a piece of cakeとかeasy as pieなどとなる。

 

ケーキ一切れやパイくらい簡単に食べられるからだ。

 

だから朝の活動も

 

ケーキとかパイを食べるように気軽にチャレンジしよう。

 

挑戦の秋がやってきたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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