習慣

元プロ野球選手の松井秀喜氏の座右の銘は、

 

母校星稜高校の山下監督から

 

教えられたということばだ。

 

心が変われば行動が変わる。

 

行動が変われば習慣が変わる。

 

習慣が変われば人格が変わる。

 

人格が変われば運命が変わる。

 

小さな練習を少しずつ積み重ねていくスポーツ選手に、

 

いや、日々すこしずつ成長していく子どもたちに、

 

ぴったりの教訓ではないだろうか。

 

もともとはウイリアム・ジェイムスという

 

アメリカの心理学者のことばだ。

 

しかし、同じ内容のことを

 

中国の老子や、マザーテレサも言っているところをみると、

 

このことばは古今東西の人間の教訓でもあることがわかる。

 

 

 

この名言では、まず最初に

 

「心」が変わることからはじまる。

 

まずは「覚悟」に決めなさいというわけだ。

 

しかし、一般的に「心」はすぐ変わるし、すぐ戻るものだ。

 

だから「行動」が変わるという本番になる前に

 

始まることすらしない人も多い。

 

さらに、スタートしたかと思ったら、

 

ほとんどの人は、すぐ終わり。

 

だから、このことばの最後の一行にある

 

「人格が変われば運命が変わる」

 

という境地には至れないのだろう。

 

 

 

「人格」とか「運命」とかは

 

自分では変わったかどうかわかりにくいものだ。

 

「心」や「行動」は

 

逆にコロコロと変わりやすい。

 

でも、「習慣」ならばわかるだろう。

 

最近感じることは「習慣」の大切さだ。

 

あえて言わせてもらうのならば

 

「習慣」こそが実力だし、才能だし、財産であると私は思う。

 

「人格」「運命」はどうだかわからないが、

 

習慣のチカラで「学力「教養」「体形」は変えることができるということを

 

私は身をもって知っている。

 

さらに「習慣」は「つくろうと思ってつくれる」ものである。

 

自然に「習慣」ができるわけじゃなくて、つくれるのだ。

 

どんな「習慣」をつくるか、じぶんで決めていいのだ。

 

 

 

 

昨日、期末テストの結果が思い通りではなかったことを

 

嘆いていた中学生。

 

その「心」は大事だ。

 

失敗をバネにできる立派な考えだ。

 

そして授業中にいつもより一生懸命だった「行動」も大事。

 

思うだけでなく、行動できたことも立派だ。

 

でも、もっと大事なのは

 

学習することを「習慣」にすること。

 

そして、ずっとずっと学習し続けていけば

 

「人格」も変わり

 

「運命」も変わっていくと私も信じている。

 

がんばろうよ。

 

応援しているから。

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