男性と女性のチガイ?

男性脳と女性脳という言葉がある。

 

男女の間で筋肉量や皮下脂肪の量などが異なるのと同じように、

 

脳にも男女の違いはある。

 

たとえば神経伝達物質のひとつ、

 

セロトニンは精神を安定させることで知られている。

 

この物質の合成能力には男女で差があり、

 

男性は女性の約1.5倍というデータがある。

 

セロトニンが少ないと欠落に過敏になりやすく、

 

不安傾向が強まりやすいのだ。

 

たとえば男女が同じ家に暮らしていて、

 

洗剤とか歯磨き粉がなくなりそうなことには

 

女性のほうが先に気づくということがままある。

 

もし、そんなことが頻繁に起こり、

 

なかなか互いに噛み合わないと感じるなどのケースが続くなら、

 

男女間でセロトニンの量が違うことが原因のひとつかもしれない。

 

しかし、女性よりも早くいろいろなことに気づく男性もいる。

 

結局、男女の差はあるけれど、

 

個人差のほうがより大きいのだ。

 

それは身長差を考えるとわかりやすいのではないだろうか。

 

統計を取ると、日本の成人男性の平均身長は172センチで、

 

女性の平均身長は158センチ。

 

平均値では明らかに男女差があるが、

 

女性の平均値よりずっと背の低い男性もいれば、

 

きわめて背の高い女性もいる。

 

女性はみんな背が低いという意見はナンセンスなのだ。

低い男性、高い女性、身長差をテーマにしたブラジル発のNetflixラブコメ映画「悩める恋の測り方」|@DIME アットダイム

しかし、男性、女性といったカテゴリーに分けて

 

「ステレオタイプ」な考えかたであれこれいう人も多い。

 

 

 

こんな話を聞いたことがないだろうか。

 

小学生のうちは女子のほうが成績がいいのに、

 

中学に上がる頃から男子より成績が悪くなっていく現象があるという話だ。

 

現実はこうではないだろうか。

 

「女の子は勉強ができるより、

 

かわいくておしゃれで女子力が高いほうがモテるでしょう。」

 

「女の子がいくら頭がよくても、

 

社会に出て男性と同等に活躍できるわけではないから……」などの

 

昔の価値観を刷り込まれるうちに

 

勉強しなくなって、

 

しだいに成績が落ちていくわけだろう。

 

その結果、中学校で平均すると、

 

女子生徒と男子生徒の成績は逆転してしまうのではないだろうか。

 

かつては

 

「男子のほうが成長が遅いので、

 

中学生くらいになって女子に追いつき、

 

追い越すのだ」と説明されていたが、

 

実は原因はそんなことではないのだろう。

 

持って生まれた本来の能力とは関係なく、

 

“いくら勉強しても意味がないんだ”と思って実際に勉強しなくなったら、

 

当然成績も落ちる。

 

 

 

 

「男性はみんな〇〇だ」とか「女性はみんな〇〇だ」といった

 

 

カテゴリー分けは意味のないものも多い。

 

 

個人差が大きいということを知っておくことで

 

 

勇気が出てくることもあるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって、定期テストの話。

 

期末テスト、どうだっただろうか。

 

まだの人は最後のひと踏ん張りを。

 

定期テストのリスニングっていえば英語だけど、

 

理科のリスニングって想像できるだろうか。

 

リンク先をご覧あれ。

https://kanagaku.com/archives/32834?fbclid=IwAR1wYGJsPtp-zWOA1Fum8xpz-k2rS1zzYyJXBzb8QhXfKeIggrnX6s3ZV4g

コメントを残す

雑感

前の記事

はるか昔から変わらない
雑感

次の記事

習慣