失われたものを数えるな
パリパラリンピックの開幕まであと1年。
先月、パリ大会の組織委員会が会見を開き、
エスタンゲ会長は
「パラリンピックの力を使って
障害に対する見方を変えたい」と意気込みを述べた。
障害と聞くと
マイナスのイメージを持つ人が大半だろう。
健常者と比べて
あれができないとか
これもできないとか
不便なことばかり考えて
憂鬱な気持ちになってしまう。
しかし『パラリンピックの父』L・グットマンは
「失われたものを数えるな。
残っているものを最大限に活かせ」と言った。
どうせ数えるなら、欠点より長所、
『できない理由』より
『できる可能性』の方がずっといい。
そうすれば世界が広がる。
必ずできる、やってみせる
と決めれば、知恵が湧き、
勇気が湧く。
スポーツだけでない。
勉強だってなんだって
できると決めてやれば
できる。
かならずできる。
絶対できる。
そう決めて行動だ。