過去を知る方法

フランス南西部にあるラスコー洞窟の壁画は、

 

人類最古の絵画とされる。

 

約2万年前、

 

クロマニョン人が躍動感ある動物たちの彩色画を描いた。

 

誰かに何かを伝えようとしたのか。

 

ただ表現することを望んだのか。

 

諸説あるが、現代人に「過去を知ろうとする営み」を促したことは、

 

事実だろう。

 

文字の誕生は約5000年前。

 

人類は言葉よりもずっと前に、

 

絵によって事実や思いを記録し始めた。

 

 

 

 

現在はインターネットを利用した様々な方法がある。

 

動画もそのうちの一つだ。

 

誰かに何かを伝えようとしているのか、

 

ただ表現することを望んでいるのか。

 

わたしたちの子孫は、動画を見て歴史を学ぶのだろうか。

 

 

 

 

YouTubeは2005年に設立されたが

 

今では動画配信サービスの老舗的な存在だ。

 

ウィキペディアによると、

 

2019年5月現在、YouTubeには毎分500時間以上のコンテンツがアップロードされており、

 

毎日10億時間以上のコンテンツがYouTubeで視聴されているとのことだ。

 

あまりにも膨大な量だから

 

全てをチェックすることは不可能だ。

 

 

 

 

 

 

絵や文字に比べて

 

動画は圧倒的に歴史が浅い。

 

だから、中身の成熟もここからなのだろう。

 

教育系の動画もいろいろ出てきているのだが

 

小中学生は娯楽として利用している人が多いようだ。

 

 

 

 

 

食べているものが体を作り上げるように

 

考えていることがココロを作り上げる。

 

小中学生の学習とは

 

先人たちの築いてきた学びの結晶を知ることである。

 

どんな絵を見て

 

どんな本を読んで

 

どんな映像を見るのか

 

そしてどんなことを考えるのか

 

それ次第でどんなココロをもった人間になれるのか

 

変わってくる。

 

口に入れるものも大切だが

 

頭に入れるもの大切だ。

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