苦難、困難

苦難は人の魂を試す。

 

大変な時に勇んで戦うのは真の勇者だ。

 

「わたしは困難な中で笑える者

 

苦しみを通して強くなる者

 

非難されて勇気を出す者を愛する」

 

これは

 

アメリカ独立革命に大きな影響を与えた

 

トマス・ペインの「アメリカの危機」の一節だ。

 

時は独立革命のさなか。

 

戦況は圧倒的に不利。

 

多くの兵士が疲れ切っていた。

 

戦いを放棄して家に帰ってしまう者もいた。

 

しかし何があろうと決して打ち負かされない魂をもつ人間がいた。

 

39歳で志願兵として参加していたペインもその一人。

 

彼はキャンプファイアーの明かりを頼りに

 

必死にペンを走らせた。

 

 

 

 

 

「今この時に踏みこたえる者は

 

男女を問わず

 

すべての者から愛や感謝を受けるに値するのだ」

 

「戦いが苦しければ苦しいほど

 

勝利はますます輝かしい」

 

この言葉に兵士たちは奮い立った。

 

大攻勢に転じ

 

独立革命の道が大きく開かれていった。

 

 

 

 

 

誰しも大なり小なり苦難や困難の中にいる。

 

受験生も同様。

 

「自分だけなんでこんな思いをしなければいけないのか」

 

そう言って逃げてしまう人もいる。

 

しかし、古今東西

 

困難な中で笑える者

 

苦しみを通して強くなる者

 

非難されて勇気を出す者

 

そんな者たちが

 

真の勇者であり

 

人生の勝利者なのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

笑おう。

 

強くなろう。

 

 

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