進み続けて休まない
中国の春秋時代。
斉の国の宰相・晏嬰(晏子)は、
博学多識にして、
民の心を汲んだ政治を貫き、
名声を馳せた。
![晏嬰(生不詳~BC500 / 古代中国・春秋時代の斉の宰相 晏平仲・晏子)の非常時の準備の名言(中国古典・故事成語)[今週の防災格言656] | 防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」](https://shisokuyubi.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/9eb589a11d56f51112b1c6b0c7024bdd.png)
彼の本領はどこにあったのか。
自らこう語っている。
「嬰は人に異ることあるにあらざるなり、
常になして置かず、
常に行きて休まざる者なり」
現代語訳してみると、
自分は人と変わったところはない。
あるとすれば、
何事も中途半端にせず、
進み続けて休まなかっただけだと。
努力を継続できる。
平凡に見えて、
これほど強い生き方はない。
受験生はこのことを痛感しているはずだ。
一時の勉強ならば
多くの人ができるだろう。
でも
半年、一年、二年、・・・・・
これができるのは
ごく少数だろう。
「どうしたらそんなにいい成績が取れるの?」
この問いの答えはもうお分かりだろう。
そう、
努力を継続すること。
平凡に見えて、
これほど強い生き方はないのだ。


