習慣
本日うちの塾のエリアでは中学校の入学式が行われた。
いよいよ始まる中学校生活。
新しい学習、クラブ活動、新しい級友や先生との出会い・・・・・
様々な新しいチャレンジをしてほしい。
学習面では、小学校時代とは大きく異なる点に注意が必要だ。
それは、上位と下位の成績の差が大きく広がっていくことだ。
小学校の頃にも、もちろんテストでの点数の差はそれなりにあったと思う。
でも、中学校は小学校とは比べ物にならないくらいだ。
昨年の例でいえば、うちの塾から一番近い中学校の
1年生の1学期中間テストでは、平均点が60点台の教科もあった。
そのようなテストでは、80点取れたらよくやった、
90点だったらすごい!って言われたりするかもしれない。
そうすると、90点以上を取っている人は
「頭がいい」と言われるようになる。
たしかに、天性の「頭の良さ」を持っている人も存在する。
でも、少なくとも中学校の学習において、
よい成績を取るために天性の頭の良さは必要条件ではない。
「習慣は第二の天性」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
「身についた習慣は、生まれつきの性質・才能のように深く身についている」という意味だ。
悪い意味では、いくら才能があったとしても日々の生活を怠ってしまうと、
その才能を開花させること無く、人生を送っていくと考えられる。
良い意味では、生まれもった才能があまり無かったとしても、
充実した生活・習慣を過ごしていれば、
生まれ持った才能を超えることができる、と考えることができる。
天才だけが広い世界で活躍するのではなく、
どんな人でも、今まで積み重ねてきた努力が習慣となって、
当たり前にこなせるようになることで
自分の力がどんどん伸びていくのだと思う。
学習指導をしていて、痛感するのは「学習習慣」の大切さだ。
これは私だけでなく、みんな同じだと思う。
何事も最初が肝心だ。
新しいスタートと同時に
新しい習慣を作り始めてはどうだろうか。
まずは初めの一歩を踏み出そう。