先のことを考えよう

先のことを考えて行動しなさい。

 

誰しも一度は言われたことのある言葉だろう。

 

それができなくて

 

あとから、もっとしっかり準備しておけばよかったなと

 

後悔したこともあるだろう。

 

子どもたちは、新年度が始まったばかりだけど、

 

いや新年度が始まったばかりだからこそ

 

先のことを考えてほしいと切に願う。

 

 

 

先と言ってもどこまで先のことを考えるのか、

 

それは人それぞれだろう。

 

ある生徒は「5月に行われる中間テスト」と答えるだろう。

 

ある生徒は「入試」と答えるかもしれない。

 

ある生徒は「大学入試」と答える。

 

 

 

 

私は、できる限り先を見通すことができるのがよいと思うのだが、

 

ただ先を見通しているだけでは不十分だ。

 

先を見通したうえで、

 

よく考え、具体的に行動しなければ未来を変えることはできないからだ。

 

 

 

 

 

 

中間テストが見えている人は、

 

来週から始まる中学校での授業を

 

しっかりと定着させていくことが重要になる。

 

習ったことが出題されるのだから、

 

学校の先生の言ったことをすべて理解していなければ

 

高得点は取れない。

 

授業をしっかりと受けることはもちろん、

 

日々の家庭学習での復習が重要だ。

 

出題範囲が発表されたあとは

 

さらに復習を重ね、

 

問題演習を通して、定着できているかどうかを確認する。

 

範囲が出てから始めても遅いのだ。

 

 

 

定期テストよりもさらに先の高校入試が見えている人は、

 

当然、定期テストもがんばる。

 

定期テストをがんばらずに高校入試の成功はないのだから。

 

その人たちは、令和5年度の埼玉県公立高校の入試日程は

 

学力検査が来年の2月22日(水)に 実施される。

 

入学許可候補者発表は、3月 3日(金)だ。

 

すでに発表されていることなので、当然知っているはずだ。

 

手帳に書いたり、紙に書いて貼りだしたりしている人もいるだろう。

 

あと〇日のように、カウントダウンを始めている人だっているかもしれない。

 

相手を知らなければ始まらないから、

 

習っていなくても、過去問を解いてみたりしているはずだ。

 

 

 

 

 

 

大学受験が見えている人は

 

定期テストも高校入試もどちらもしっかりとがんばる。

 

大学受験はそれらの上にのっかってくるのだから、

 

土台がしっかりとしていなければいけないのだから。

 

定期テストの結果に一喜一憂するだけでなく、

 

「できなかった問題は自分の成長の糧」と考えて

 

貪欲に学び続ける。

 

高校入試もあくまで通過点だ。

 

先日東京大学が発表した令和7年の入試から

 

今までの「5教科」から情報を加えた「6教科」になる

 

というようなニュースも

 

他人事ではなく「自分事」としてとらえることができるはずだ。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/20220326.html

 

文科省も「情報」が始まるにあたり、特設ページを作ったりしている。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416746.htm

 

「情報」という教科は今年から高校で新設された教科であるが、

 

中学校では技術家庭の教科書に情報の内容もある。

マンガのようです

大人にとってもなかなか読み応えのある内容だ。

 

大学受験を見据えている人は、技術家庭の情報は、大学受験の土台となる大事な学習となるはずなのだ。

 

受験教科ではないといって甘くみてはいけない。

 

 

 

 

これを読んでいるあなたはどこまで先のことを考え、

 

準備をしているだろうか。

 

本日放送が終了した朝ドラはとてもよかった。

 

その中の私のお気に入りの、ある登場人物は、

 

時代劇俳優なのだが

 

芸歴は長くとも

 

その多くは有象無象の斬られ役。

 

いわゆる大部屋俳優のひとりだ。

 

その登場人物の心に残ったセリフを紹介したい。

 

日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ

 

 

 

 

素晴らしいセリフだ。

 

学習も同じ。

 

昔から言われているように、学問に王道なしなのだ!

 

先を見据えて、具体的な行動を続けよう。

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