渋滞の原因から考える
高速道路を走っていると、「上り坂」「速度低下注意」といった標識に出あう。
アクセルを踏まなければ気付かないうちに失速し
渋滞の一因にもなる。
受験勉強にあっても
同じことが言える。
自分では「前進」しているように感じていても
実は「停滞」していることがある。
例えば、他の受験生がスパートをかけているときに
“今まで通り”であれば
「停止」「後退」にさえ陥りかねない。
「勉強のやり方がわからない」という生徒がいる。
よく聞いてみると
やり方が分からないから
やっていなかったり
やっていたとしても量が足りていないことがほとんどだ。
そんなときこそ
アクセルを踏み込み必要がある。
うちの塾の中学2年生で
最近アクセルを踏み込み始めた生徒がいる。
今日のテスト対策授業でも
積極的に受けて発言してくれていた。
今回は過去最高の結果が出るのではないかと期待している。
渋滞は一台の減速から生じるという。
だとすれば
ひとりの加速から何が生まれるのだろうか。
私は
クラスのみんなの成長
だと思う。