希望
仕事や人間関係など、日々の生活において、挫折や失敗を経験し、絶望を感じる時がある。
そんな壁にぶつかったとき、いかに立ち向かうべきだろうか。
心理学者のセリグマン博士は、こう語った。
悲観的な考えの特徴を、〝ずっとこういう状態が続くだろう″というあきらめに染まった「永続性」、
〝何をやってもうまくいかないだろう″という安直な「普遍性」にあると。
そして、立ち直るためのカギは「希望」である、とも。
学習においてもピッタリとあてはまる。
勉強が分からなくなったとき、
テストでいい点数が取れなかったとき、
この状態がずっと続くと考えてしまって、
あきらめてしまう人がいる。
次こそはと思い、机に向かうのだけれども
どうせうまくいかないだろうと思いながらでは
長く続かない。
やる気スイッチを入れるには、
「希望」を持たなければいけないのだ。
永久に続く苦しみなどない。
いかなる困難に直面しようとも、
希望を失わず挑戦し続ける限り、道は必ず開ける。
むしろ、絶望の闇の中でこそ、
希望は光り輝き、真実の強さを発揮するのだ。