動き続けること
何日か前にも書いたけれど、
人間の行動は慣性の法則が当てはまるのではないか。
ダラダラしてるとそのダラダラがけっこう続く。
努力しているとその努力している状態がそのまま続く。
慣性の法則って「止まっている物体に力を加えなければ、
そのまま止まり続け、動き続けている物体に力を加えなければ、
そのまま動き続ける」っていうこと。
人間の行動も同じ。
子どもも大人もみんなそう。
新しいものを求めていろいろ勉強するのが
普通になっている人は、それを努力とは思わないし、
ダラダラしている人だって
もしかしたらそのダラダラを怠惰とは思わず、
むしろそれこそが普通だと思ってる場合もあろう。
だから人間の行動にも慣性の法則が当てはまると思う。
やる気が出ないと思ってる人は、止まっていてやらなければいけないのはわかってるが、
どうも動けないと思っている。
要するに止まってるのが普通になってるのではないだろうか。
動き始めると、むしろ動いてるのが普通になる。
勉強し始めると、勉強しているのが普通になる。
気が付くと継続していることになる。
周囲から見ると努力してるように見えるが、
本人からすれば家に帰って今日のノートを開くのが普通である以上、
それは努力とは言わないわけで、
むしろ極めて普通なことだ。
慣性の法則を利用し、
止まっている状態を自分の普通にするのではなく、
動いている状態を普通にすれば、
別の力を変に加えない限りはそのまま動き続けることになる。
できれば「動き続けるぞ」ということを周囲に宣言し、
止まろうとしても止まれない状態を作ったほうがいいと思う。
言うからには動き続けること。
ただの嘘つきになってしまうから。
慣性の法則を利用して、いまやるべきことを成し遂げよう。
さて、話は変わって面白い学校の紹介。
徳島県の山間部にある人口5000人ほどの神山町では
サテライトオフィスを設置したIT企業や地元が中心となって、
再来年春に200人の学生が通う私立の高等専門学校「神山まるごと高専」の開校を目指しています。