努力
今週中に第2回進路希望調査結果がでてくるだろう。
第1回から大きく変化するところも出てくるだろう。
そして今回出てきた数字がほぼ出願につながるはずだ。
つまり倍率が予想できるのだ。
これが発表されると
いよいよ本格的に入試が始まる。
さて、今回は「努力」の話。
「努力」という言葉は受験の世界でもよく使われている。
私もよく使う言葉だし、言葉自体はそれほど嫌いではない。
しかし、「努力」だけではダメなのだ。
大人の世界でよく使われる言い回しだが、
「努力します」というセリフは
「動きません」とか
「何もしない」と言う意味だ。
「頑張る」と言うセリフもほとんど同じ意味だ。
「努力」という言葉を免罪符として使うケースが気になるのだ。
もの凄く逆説的だが、
この言葉が多用されることで、結果を出せない言い訳を人々に与えてるような気がする。
結果を出すことから目を背けて
とにかく無闇に行動だけをしたり、
とにかく苦行だけをする。
とにかく多くの時間を割き没頭するだけの意味の努力は違う気がする。
明確な目的と手段を持たずに、「努力する」のは、
奴隷志向に等しいじゃないかとも思う。
そもそも、努力の努の字には、奴隷の”奴”がしっかり含まれている。
これが努力の文字の本来の由来である。
努力の【努】=奴隷が力仕事をするという意味になる。
明確な目的と手段もない「努力します」は、
いやいややらされている奴隷の行動なのだ。
それでは結果が出なくて当たり前だ。
そして、あとに残るのは無理強いされた苦い思い出だけだ。
やる前に「努力」という言葉を使うことには危険がある。
今は全力で「結果」を求めることだ。
そのことを忘れずにラストスパートだ。ガンバレ受験生!