カウントダウン

うちの塾では今週から

 

入試カウントダウンを始めた。

 

塾に来る都度

 

「あと〇日」という文字が目に飛び込んでくる。

 

残された限りある時間だ。

 

有意義に使いたい。

 

その時間の中で

 

やるべきことを

 

やり切った者だけが

 

合格を手に入れる。

 

 

 

 

吉田兼好は「徒然草」で

 

「わずかの時間を惜しむ人はいない」と指摘している。

 

700年以上も前に生きた歌人の心には、

 

周囲の人々の生き方が、

 

そう映ったのだろう。

 

一文はこう続く。

 

「無益の事をなし、

 

無益の事を言ひ、

 

無益の事を思惟して

 

時を移すのみならず、

 

日を消し、

 

月を亘りて、

 

一生を送る、

 

尤も愚かなり」

 

人間はつまらないことで時間を浪費し、

 

一生を過ごしてしまう。

 

いつの世にも変わらぬ人生の落とし穴。

 

「日を消し」とは至言だ。

 

「時」は誰にも平等に与えられている。

 

だが、

 

どう使うかによって、

 

何倍にも「日を生かす」ことができる。

 

「一日で、

 

永遠の価値を生むこともできる。

 

一時間でも、

 

運命を変えてしまう場合もある」とは、

 

古代エジプトの格言だ。

 

 

 

カウントダウンは、

 

すでに始まっている。

 

今日の一日の前進が、

 

来るべき日の勝利を生む。

 

さあ、突き進もう!

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