やめるべき習性

ヘンリー・デイヴィッド・ソローは

 

「大人になったらとたんに

 

自分の教育をおしまいにするなどという習性は

 

やめてもいい頃だ」と述べている。

 

一生学び続ける心が、

 

人間を人間らしく光らせる根源であることを示している。

 

 

 

 

 

 

うちの塾の地域の中学校では

 

2学期中間テストの成績表が出た。

 

棒グラフで自分の成績の位置づけを読み取る。

 

そこには成長のための課題が示されている。

 

しかし、

 

多くの人たちは

 

その課題を克服しようとはしない。

 

次は期末テスト前にならないと

 

本腰をいれないのだ。

 

 

 

 

 

「中学生になったとたんに

 

定期テストの前だけで

 

学習をおしまいにするなどという習性はやめてもいい頃だ」

 

と私は言いたい。

 

小学生のころは

 

日々の宿題が出ていた。

 

だから

 

毎日の学習習慣はそれによって支えられていた。

 

中学生になったら

 

日々の宿題がなくなった。

 

そのために

 

毎日の学習習慣がなくなった人が多い。

 

だから

 

中学生の保護者の方からは

 

「中学校でも小学生のときのように毎日宿題を出してほしい」

 

という話を聞くことがある。

 

しかし

 

それでは

 

高校生になったら

 

学習習慣がなくなってしまうだろう。

 

それこそ

 

いつまでも宿題を出し続けなければ

 

学ばない人間を育ててしまうことになる。

 

 

 

 

 

「大人になったらとたんに

 

自分の教育をおしまいにするなどという習性は

 

やめてもいい頃だ」

 

ホントにそのとおりだ。

 

人はなぜ学ぶのか。

 

学は光なり、無学は闇なのだ。

 

学び、学び、学び抜いて

 

光の当たる道を進んでいこう。

 

そして、挑戦の心に勝利は輝く。

 

自分自身に挑戦し続けて

 

充実した人生を

 

こどもたちには送ってもらいたいと

 

切に願う。

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