褒め方の科学

今回のテーマは「褒めて伸ばす」

 

子どもを褒めることは学力を伸ばすのに有効なこと。

 

ただし、

 

褒めるときに

 

注意しなければいけないことがある。

 

それは

 

何を褒めるかということ。

 

例えば

 

「頭いいね!」って賢さを褒めるのと

 

「一生懸命やったね!」って努力を褒めるのでは

 

その後大きな違いが生まれることになる。

 

どんな違いだろうか?

 

 

 

 

「頭いいね!」って賢さを褒められると

 

子どもは

 

自分を賢く見せることに

 

気持ちを向けるようになり

 

間違いを犯すリスクを取れなくなる。

 

つまり

 

より難しい問題に挑戦することを避けるようになる。

 

だって間違えてしまうかもしれないから。

 

 

一方

 

「一生懸命やったね!」って

 

努力を褒められると

 

より難しい問題にも

 

果敢にチャレンジし

 

熱心に取り組む。

 

たとえ間違えたとしても。

 

 

 

 

 

 

 

それは

 

「間違いから学ぶ」という

 

最も有益な学習活動を避けさせてしまうのが

 

賢さを褒めてしまうことなのだ。

 

賢さを褒められると

 

自信を傷つけないようにして

 

自らを成長させる機会を逃し続けてしまうのだ。

 

 

 

この違いって

 

受かりそうな学校を選ぶのか

 

厳しいけれども挑戦する学校を選ぶのか

 

志望校の選択にも影響を与えるだろう。

 

 

この違いを

 

認識しておいたほうがいい。

 

「頭いいね!」と「一生懸命やったね!」

 

どちらも褒める言葉

 

言葉の選択は難しい。

 

 

 

 

 

 

 

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