学習方法

英和辞書を一日2ページずつ暗記し、

 

覚えるとページを食べるか破り捨てた。

 

ついにカバーだけになった辞書は、校庭の桜の根元に埋めた。

 

勉学への鬼気迫る逸話を残したのは、

 

歴史学者の朝河貫一である。

 

 

 

戊辰戦争で賊軍の汚名を着せられた、

 

旧二本松藩士の家に生まれた。

 

経済的に厳しい状況は続いたが、

 

学ぶことへの情熱は消えなかった。

 

 

氏は後に、こう述べている。

 

人は境遇に支配せらるゝ如き弱きものにあらず

 

古来の至人は、皆悪しき境遇より出でき

 

 

後年、アメリカの名門エール大学の教授に就任。

 

比較法制史の分野で大きな成果を残した。

 

境遇や環境を嘆かず、学び続ける中で可能性は開けていくと、

 

博士の人生は教えてくれる。

 

 

 

 

 

中学入学後の学習方法が見つからずに

 

悩んでいる生徒がいる。

 

小学校のころと同じようにやっていても

 

中学校では通用しない。

 

では、朝河博士と同じように

 

教科書や辞書を毎日2ページずつ覚えていって

 

破り捨てたり食べたりするような方法ではどうだろうか。

 

あのやり方は博士の決意や覚悟や気迫の表れである。

 

誰もが破れば覚えられるというわけではない。

 

スポーツでも学習でも上達方法は多種多様だ。

 

ある程度相性のよいやり方を見つけたら、

 

根気よく続けていくことが一番大切だ。

 

やっている本人にとっては

 

際限なく続いていく負担に思えてしまうこともある。

 

それに耐えきれず多くの人たちは

 

途中でやめてしまうことになる。

 

だから、朝河博士のように破り捨てていって、

 

カバーだけになったら埋めてしまおうというアイデアは非常に良いと思う。

 

今週土曜日、日曜日の定期テスト対策では様々な方法を試してみてほしい。

 

全力で応援したいと思う。

 

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