道
最新の高校生のなりたい職業ランキング第1位は看護師だった。
高齢化が進行していく中
医療の重要度はますます高まっていくことだろう。
コロナ禍の中、看護師はとても大変な仕事ではあるが
やってみたいと考えている高校生がたくさんいるということだ。
高校生と違って
中学生のうちに自分の将来の方向性を考えて進学する人は少ない。
多くの場合、高校進学は普通科に進学し、
高校在学中に方向性を決めて
高校卒業後の進学先で専門教育を受けることになる。
その場合、高校進学は次のステージへの準備期間と言える。
しかし、看護師になりたいという希望が明確な人は
中学を卒業したら、
職業に直結する専門教育を受けることで
高校進学を明確に職業と結びつけることができる。
中学卒業後に看護師の勉強ができる学校は全国で78校ある。
基本的には5年間の一貫コースだ。
それが看護師になる最短コースだ。
埼玉県には1校だけ設置されている。
埼玉県立常盤高校だ。
ホームページを見てみたが、
説明会などは今年度のものに変更されていなかった。
しかし、県内唯一の看護師になるための高校であるし、
合格率はホームページによるとほぼ100%とのことだ。
興味が少しでもある人は見ておくことをお勧めする。
うちの塾にも常盤高校に進学希望者がいる。
念願をかなえて、立派な看護師になってほしいと願う。
最初は小さな興味でいいと思うのだが、
自分の将来を考えるきっかけをみつけ、
それを調べていく中で、
自分の進むべき道が
少しずつ見えてくるのではないだろうか。