いつ読書する?

文化庁は毎年、国語施策の参考とするために「国語に関する世論調査」を実施しています。

 

2018年度の調査は全国の16歳以上の男女3,590人に対して、

 

19年2月から3月にかけて個別面談で実施。1,960人から回答を得ました。

 

「1か月に大体何冊くらい本を読むか」の問いに対しては、

 

47.3%が1か月に1冊も本を「読まない」と回答しています。

 

「1、2冊」(37.6%)と合わせるとすでに8割を超えています。

 

「3、4冊」(8.6%)や「5、6冊」(3.2%)、

 

「7冊以上」(3.2%)は少数派で、

 

多くの日本人が1か月に1冊も本を読まないか、

 

読んでも1~2冊だということがわかります。

 

2008年度・13年度調査と比べても、変化は見られません。

 

「読書量は、以前に比べて減っているか、

 

それとも、増えているか」の問いには、

 

67.3%が「減っている」と回答し、

 

2008年度・13年度と比較して増加傾向にあります。

 

「自分の読書量を増やしたいと思うか」に

 

「そう思う」「ややそう思う」と答えた人は計60.4%で、

 

2013年度調査の66.3%から約6ポイント減少しています。

 

スマートフォンの普及で注目される電子書籍は、

 

「よく利用する」「たまに利用する」を合わせると25.2%となっており、

 

2013年度に比べれば増えているものの、

 

読書スタイルの主流とは言い切れないようです。

 

「人が最も読書すべき時期はいつ頃だと考えるか」の問いに対しては、

 

「10歳代」と答えた人が40.7%を占めました。

 

「年齢に関係なくいつでも」(21.8%)という声も多いのですが、

 

「9歳以下」が18.8%、「20歳代」が8.7%「30歳代」が2.1%、と、

 

学齢期、特に小学校時代に読書をしたほうがよい、

 

と思っている人は少なくありません。

 

何よりも読書の楽しさを

 

知らないでいる人は

 

人生を損して生きることになると

 

私は本気で思っています。

 

 

 

「人が最も読書すべき時期はいつ頃だと考えるか」の問いに対して

 

10歳代と9歳以下と答えた人を合わせると全体の約60%となります。

 

多くの日本人がそう考える理由には「入試」も関係するからでしょう。

 

試験に強くなるには

 

言語能力を鍛えなければいけません。

 

人は言葉で思考するからです。

 

語彙力が5000語の人は5000の言葉の中で思考するのです。

 

「何て言ったらいいのか・・・・・」

 

「言葉で表すのは難しいけど・・・・・」

 

というのは語彙力が豊かでない人の口癖になっていますね。

 

本や新聞を読むことは語彙を増やし、

 

言語能力を高める最高のトレーニング方法です。

 

50000語の語彙力があれば

 

語彙数が5000語の人の10倍

 

多様な言葉を使って思考することができるのです。

 

高度なことも思考できるようになるのです。

 

語彙力と思考力は比例します。

 

語彙力が高い子は思考力が高いのです。

 

明治の先人たちが作りあげた学術用語と

 

先人たちの智慧が生み出した数々の言葉があれば

 

高等教育までもが自国語でできてしまうのが日本語の特徴です。

 

高等教育を英語でやらざるを得ない国の言葉とは語彙数が違うのです。

 

これは、日本人が英語に弱い理由の一つでもありますが。

 

 

 

 

また、

 

少年少女時代の多感な年ごろに

 

多くの良書に触れておくことは

 

人格形成においてもいい影響を与えてくれます。

 

 

 

 

良書との出会いは

 

人生の財産になるし

 

なによりも

 

楽しい。

 

自分の知らない世界がそこに広がっているのだから。

 

文字情報だけで

 

理解する訓練のほうがいいのだけれど、

 

モノにもよるけれど

 

マンガもありだと思う。

 

 

 

繰り返しになるが

 

読書の楽しさを

 

分からない人は

 

人生をかなり損していると思う。

 

まだ目覚めていない人は

 

この冬、読書の楽しさに目覚めてみませんか。

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