3か月後の成長した姿

究極の選択です。

 

以下の2つの選択肢のうち必ずどちらか1つを選ばなければいけません。

 

 

では、いいですか。

 

 

 

選択肢A「国数社理英5教科500点満点の高校入試。あなたの現在の最高得点は300点。3か月後に400点を取らなければいけない。」

 

選択肢B「100メートル走のあなたの自己ベストタイムが現在11.8秒。3か月後に1秒縮めて、10秒台で走ることができなければいけない。」

 

さあ、どちらを選びますか。

 

 

 

私の場合は

 

選択肢Aを選びます。

 

なぜって?

 

現在の平均得点は1教科60点だけど

 

あと20点上げて80点取ることは仕事柄不可能でないと思うけれども、

 

100メートル走のタイムを1秒縮めるのは

 

生まれ持った筋肉の質や骨格などの先天的なものが影響すると思うから。

 

 

 

 

 

でも選択肢Bを見事にやり遂げた人がいた。

 

26歳の和田賢一さんの100メートルのベストタイムは11秒8だった。

 

 

ライフセーバーの和田さんはビーチフラッグスという競技で

 

日本国内では優勝できるようになった。

 

けれども世界一の競技会では歯が立たなかった。

 

彼は考えに考えぬいた。

 

自分に足りないもの、それは走力だ。

 

全国の陸上クラブと次々にコンタクトを取り

 

「10秒台で走りたい」と訴えたが

 

「走るのは才能だから」「26歳では伸びしろがない」と受け入れを断られた。

 

彼は100メートルと200メートルの世界記録保持者であるウサイン・ボルトらが所属する、

 

ジャマイカの「レーサーズ・トラック・クラブ」でも同じことを尋ねた。

 

するとコーチから返って来た答えは真逆だった。

 

どれだけ見当違いなことを言い出すんだという調子で、彼は笑った。

 

「ウチのクラブは、みんな世界記録や9秒台を目指し走っているんだ。10秒台? もちろん可能だ」

 

 

「レーサーズ・トラック・クラブ」での練習が始まった。

 

彼は仮説に微調整を加えながら、何十回、何百回と実験を繰り返した。

 

「レーサーズ・トラック・クラブ」の練習は過酷だった。

 

しかし和田はさらに毎朝1人で汗を流した。

 

そんな一途に打ち込む姿を見て、

 

ボルトが自宅にも招待してくれた。

 

「Chin(中国人の略)」

 

「JAPAN」

 

「ケン」

 

と変遷したチームメートからの呼称は、

 

最後に「Brother(兄弟=親しみの最上級表現)」に変わっていた。

 

3か月間を過ごして帰国した和田は、100メートルを10秒8で駆け抜けた。

https://the-ans.jp/column/93742/

 

 

3か月後には埼玉県公立高校の入試がやってくる。

 

現在の得点力では合格が厳しい挑戦者もいるだろう。

 

でも、考えてほしい。

 

今のままの得点力で3か月後を迎えるのだろうか。

 

やり方次第では大幅な得点アップは可能だ。

 

100メートル走だって1秒も縮めることができたのだから。

 

やればできる・かならずできる・ぜったいできる!

 

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