2020年11月17日 / 最終更新日 : 2020年11月17日 tsujimotojuku 雑感 永い冬 永い冬を耐えたわたしは 草のように甦える。 愉しげなひばりよ どの畝からも歓喜〔よろこび〕に舞いあがれ この詩の作者は戦争中、 日本に留 […]
2020年11月16日 / 最終更新日 : 2020年11月16日 tsujimotojuku 雑感 難しいコトバ いつの時代も、権威・権力を誇示しようとする者は、 “威厳”などという鎧で自らを飾り、他を寄せつけない。 学問の世界などでは、 大事なことは、 難しい言葉で書かれてい […]
2020年11月15日 / 最終更新日 : 2020年11月15日 tsujimotojuku 雑感 見ているようで 朝、家を出るときの皆さんに、ちょっとした提案がある。 「きょう一日で、『赤い色』のものを、 いくつ見つけられるでしょうか」 ポスト、赤い文字の看板、赤い色、赤い帽子……。 &nb […]
2020年11月14日 / 最終更新日 : 2020年11月14日 tsujimotojuku 雑感 青春 かつて「書いた原稿用紙の束が身の丈ほどになれば、 ようやく一人前の書き手」といわれた。 ただ、それが日の目を見ず、ことごとくボツになったら……。 作家の北方謙三さんがそうだった。 […]
2020年11月13日 / 最終更新日 : 2020年11月12日 tsujimotojuku 雑感 こころ 夏目漱石は代表作『こころ』で、 揺れ動く人間の心を綴った。 「人間は誰でもいざという間際に悪人になる」 との話を聞いて押し黙った青年に、 登場人物の先生が言った。 […]
2020年11月11日 / 最終更新日 : 2020年11月11日 tsujimotojuku 雑感 前進を阻む壁 私の母は膝が悪く、 杖を使って歩行している。 医者に診てもらったところ、 「これ以上悪くならないくらい 悪い状態だ。よく我慢できているな。」 と言われ […]
2020年11月10日 / 最終更新日 : 2020年12月22日 tsujimotojuku 雑感 あきらめない 「百折千磨」という言葉がある。 さまざまな苦労を重ねるという意味だ。 昭和時代を代表する将棋棋士の大山康晴氏が、 タイトルを失った時の思いを、 &nb […]
2020年11月9日 / 最終更新日 : 2020年11月10日 tsujimotojuku 雑感 自身の変革 自分のやりたかった仕事をできている人は それほど多くはないと思う。 理想を求めて転職をする人もいる。 折からの不況で転職を余儀なくされる人がいる。 再就職したものの […]
2020年11月8日 / 最終更新日 : 2020年11月5日 tsujimotojuku 雑感 まだまだ 「私はまだ『これが自分の小説である』 と言えるほどのものを書いていない」 かつて、作家・山本周五郎が自らの小説に対して綴った所感である。 『赤ひげ診療譚』『樅ノ木は残った』など、 […]
2020年11月7日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 tsujimotojuku 雑感 あいさつ あいさつするにも人を選ぶという昨今。 人間関係の選り好みが目立つ こうした風潮の中、親が子にあいさつを教えるには 「親自身が、自分の気に入った人にはあいさつするけど、   […]