夢を実現するために

4月を迎え新たな気持ちでいることと思います。

 

春は花が咲き乱れる美しい季節です。

 

桜も満開になり景色が彩られています。

 

日本人は昔から桜を愛してきました。

 

和歌などでも多く歌われてきました。

 

 

久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ

 

これは平安時代の歌人紀友則のもので、

 

古今和歌集にのせられており、

 

桜の花びらが散っていく様子を和歌にしたためたものです。

 

 

 

桜は誰もが知っているとおり、

 

春のこの時期にたくさんの綺麗な花を咲かせます。

 

しかしその花は春になってから急に作られるわけではありません。

 

冬のうちから、人知れず蕾を膨らませ始めているのです。

 

それどころか、実は、花目を作るのは、前の年の夏なのだそうです。

 

つまり、桜は春に花を咲かせるために

 

、前年の夏から長い期間をかけて準備をし、

 

少しずつ成長し、

 

それでようやくあのような美しい花を咲かせることができるのです。

 

 

 

私は子どもたちにもそれぞれ目標や夢に向かって花を咲かせて欲しいと思っています。

 

そのためには準備のあり方が大変重要なのです。

 

小中学生時代は心身ともに大きく成長しなければならない大切な時期です。

 

いつ何をすべきなのか、

 

例えば今日1日をどのように過ごしたらいいのか

 

よく考えて

 

誰かに言われて頑張るのではなく、

 

自らの力で充実した日々にしなければいけません。

 

こういうことが「いい準備」なのです。

 

1年近く誰もが知らない準備があって初めて、

 

桜は満開の花を咲ほこらせることができます。

 

美しく咲き誇るためには1年という準備の期間が必要なのです。

 

同様に夢を実現させるためには日々の努力が必要なのです。

 

しっかり努力し夢の実現に一歩でも近づいていきましょう。

 

夢の実現について、

 

幕末を生きた吉田松陰は次のように語っておられるので紹介します。

 

夢なき者に理想なし

 

理想なき者に計画なし

 

計画なき者に実行なし

 

実行なき者に成功なし

 

故に夢なき者に成功なし

 

吉田松陰 - Wikipedia

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