朱熹の教え
今日は今年最後の北辰テストの日。
そして、来週は埼玉新聞模試。
2学期の評定も判明しだしてくる。
私立高校の個別相談もいよいよクライマックスだ。
勿謂今日不学而有来日
(いうことなかれこんじつまなばずしてらいじつありと)
これは朱熹の句だ。
おおまかな意味は
「今日勉強しなくても明日があるからといって怠けてはいけない。
今年学問しなくても、来年があるからといって、空しく月日を過ごしてはならない。
一日一年をおろそかにせず、常に勉強しなければならない。
若いときを無駄に過ごすと、結局、年老いた後に嘆くことになる」
ということだ。
朱熹はまた「偶成(ぐうせい)」と題し、
「少年老い易(やす)く学成り難し
一寸の光陰(こういん)軽んずべからず
未だ覚めず地塘(ちとう)春草の夢
階前(かいぜん)の悟葉(ごよう)己に秋声」
という詩も作っている。
どちらも、時の流れは人を待ってくれまないことを私たちに教えてくれる。
明日から始めようとか
来週から始めようとか
来年から始めようとか
思っていてはいつまでたっても始められない。
今、はじめよう。