暗記
声に出して覚える「音読」
書いて覚える「写経」
テスト前の生徒たちは必死に覚えることに努める。
歌舞伎俳優の十八代目中村勘三郎さんは、
暇さえあれば、
いつでもぶつぶつ、
ぼそぼそと口ずさむように台詞を覚えていたという。
その動作を自ら“台詞を食う”と表現した。
そんな勘三郎さんは、
芝居の舞台になっている場所をしばしば訪れていた。
「情景をいつでも目に浮かぶようにしておけば
台詞にもリアリティが出てくる」
「家で覚えているよりも、実感として、湧く」と。
たゆまぬ鍛錬と工夫の積み重ねによって、
観衆の心を動かす迫真の演技が生まれた。
受験生たちももう一工夫してはどうだろうか。
覚える場所や覚える時間
やり方を見直してはどうだろうか。
そのような改善の中に
自分だけのやり方が見つかると思う。
「教科書を食う」ような気持ちで覚えてほしい。
さて、話題は変わってロケットの話。
遠心力でロケットを飛ばすなんて
まさに円盤投げだ。
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