読書感想文
塾生から
読書感想文の書き方を教えてほしいと言われた。
せっかくの機会だから、
今後文章を書く上での基本となる
序論・本論・結論の3段構成をつかって
読書感想文を書く方法を教えてあげることにした。
国語の先生が作成された指示プリントには
とても丁寧にポイントがまとめられていた。
「この本から得られた教訓とそれをどのように活かしていくのか」
これを書くように指示されていた。
上記の内容はそのまま結論部分に該当するものだ。
いきなり原稿用紙には書かないで、
裏紙に序論と本論と結論の内容をまとめて書いてみる。
それが書き終わってからいざ原稿用紙に書き始める。
授業後、遅くなってしまったが裏紙に3段構成の内容が書き終わった。
あとは家で書くこともできる。
これからレポートとか作文とか小論文とか
たくさんの文章を書くことになるだろう。
三段構成はその際の基本だ。
どうか忘れずにいてほしい。
ちなみに、66回青少年読書感想文全国コンクール
中学生の部の文部科学大臣賞受賞者は
同じ埼玉県の中3生だった。
3段構成の見事な内容であった。
よかったらリンク先で実際に読んでみてほしい。
https://www.dokusyokansoubun.jp/text66rd/monka_tyu.html
見事と言えば、私が最近読んだ本も見事だった。
14歳、つまり中学2年生が刊行した作品「さよなら、田中さん」という作品だ。
読書感想文を書いた生徒と年齢がほとんど変わらない。
小学生の時に書いた作品を書き直したものも含むというから
驚きだ。
普通に楽しんで読むことができた。
ものすごい才能を持った中学生だ。
ご一読おススメしたい。