オリンピック

オリンピックが終わった。

 

開催期間中、オリンピックの情報収集はこんな感じだった。

 

授業が終わってから自宅へ戻り、

 

食事をしながら

 

翌日の準備をする。

 

そのときにテレビをつけてスポーツニュースを見る。

 

 

だから、その時間にスポーツニュースで取り上げていた競技のことしか分からない。

 

その中で印象的だったことを思い出してみると・・・・・

 

競泳プールのない国から来た最下位でゴールした水泳選手、

 

「2人とも金メダルでは?」と提案し、ライバルと抱き合った陸上選手、

 

帰国後の身の危険を感じ、亡命した選手などなど。

 

 

 

 

オリンピックから世界の広さを教えてもらい、

 

ひとつのことに打ち込むということはどういうことなのかを教えてもらえた。

 

 

 

 

ひとつのことに打ち込むことは

 

難しい、だからこそ素晴らしい。

 

そのことが至る所から伝わってくるのが

 

オリンピックの一番いいところだと思う。

 

世界中のスポーツにおけるもっともすぐれた努力家たちが集ってくる。

 

だからこそ素直に感動できるのだ。

 

 

 

 

子どもたちの学習だって本質はオリンピックと同じだと私は思っている。

 

「犠牲」という言葉は、悪い意味でとらえられることもあるのだが、

 

辞書を引いてみると、

 

一層重要な目的のために、自分の生命や大切なものをささげること

 

とある。

 

オリンピック選手や生徒たちがささげるのは、

 

時間だ。

 

他に楽しいことができる青春時代の貴重な時間をささげるのだ。

 

でも、ただささげるだけではない。

 

重要なのは「一層重要な目的のために」である。

 

それはメダルであり、合格であろう。

 

さらに言えば、次の人生のパスポート。

 

メダルや合格を人生のピークとしないことだ。

 

そこから新たな人生が始まるのだ。

 

 

 

 

 

さて、これを読んでくれている人は

 

一層重要な目的のために、自分の生命や大切なものをささげる覚悟はできているだろうか。

 

しっかりと受け止めたい。

 

オリンピックに出場したアスリートたちは

 

私たちにその素晴らしさを伝えてくれたのだから。

 

5年ぶりに。

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