コップ

クイズを一つ。

 

水がなみなみと入ったコップがある。

 

少しでも揺らせば水はこぼれる。

 

では、揺れても水がこぼれないようにするには

 

どうすればいいだろうか？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは、コップの大きさを変えること。

 

 

何か課題にぶつかるたびに右往左往してしまったり、

 

やるべきことをやりきれていない焦りをかかえたり、

 

自分の現状に満足できている人は多くないと思う。

 

どうすればいいだろうかと悩むだろう。

 

そんなときにできることはたった一つ。

 

やれるだけのことをやる。

 

それだけだ。

 

小さなコップの水をこぼすまいと必死になっていても

 

大きな揺れがきたらこぼれてしまう。

 

コップの大きさを変えればいい。

 

 

 

 

 

小中学生ならばまずは学習だ。

 

学習を通して成長するのだ。

 

逃げたくなることもあるかもしれない。

 

伸び悩むこともあるだろう。

 

ライバルが大きく見えることもあるだろう。

 

でも、

 

どんなときでも

 

学習を止めてはいけない。

 

悩みを抱えながらも

 

精一杯努力し続けることが重要。

 

1週間やそこらでは

 

気づかないくらいだが、

 

もがきくるしみながらも

 

ひたむきに

 

おおらかに努力し続けると

 

自分自身のコップが大きくなっている。

 

だから、以前の自分の器では

 

こぼれてしまうような揺れがやってきても

 

揺れはするが、決してこぼれない。

 

 

 

 

勝負の夏休みがやってくる。

 

夏の終わりに

 

ほんの少しだけ自分のコップが大きくなっていることに

 

気づくことができるだろうか。

 

それは、これからの頑張り次第だ。