ネズミのチカラ

小学生の国語の教科書でご存じの「おおきなかぶ」

 

おじいさんを先頭に、

 

おばあさんや孫、

 

イヌやネコが次々と加勢して、

 

「うんとこしょ、どっこいしょ」

 

と巨大なカブを引き抜こうとする物語である。

 

 

 

最後にネズミが加わり、

 

目的は達成される。

 

皆で協力することの大切さを伝える話、

 

とも捉えられる。

 

 

 

 

だが、こう考えることもできる。

 

「ネズミの力って、

 

とても小さい。

 

でも、もしネズミが来る前に

 

諦めてたら、

 

カブは抜けなかった」

 

 

 

 

 

夢や目標へ努力していても、

 

なかなか結果が出ないことがある。

 

 

 

 

バケツに水を注ぐ時、

 

横から見ていたら、

 

どこまで水がたまっているか分からない。

 

だが少しずつでも水を注ぎ続ければ、

 

やがて必ずバケツから水があふれだす。

 

努力も一緒だ。

 

 

 

勉強にせよ仕事にせよ、

 

何の手応えもないように思えた努力が、

 

ある時を境に、

 

劇的な成果となって表れることがある。

 

 

挑戦を重ねる以外にない。

 

苦しくても、あと5分、努力する。

 

小さな努力の人が、大きな勝利をつかむ人である。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって国宝の話。

 

社会の教科書でおなじみの

 

蒙古襲来絵詞狩野永徳の唐獅子図屏風などが国宝に指定されたとのこと。

 

今年のホットなニュースなので、どこかで出題されるかな。

 

 

 

国宝とは、その名の通り国の宝であり、

 

重要文化財の中から

 

さらに選りすぐったものである。

 

今回の指定を受けて、

 

国内の美術工芸品の重要文化財は1万812件に対し、

 

国宝902件となる。

 

数字を比べてみると分かるが、

 

国宝に指定されるものはごくわずかなのだ。

https://www.sankei.com/article/20210716-IKHVEVRS2BLCVFJUD4J46RDMIA/?fbclid=IwAR0A1sID0JDhoOebSWHC8os4T5WTcodAcwr63pQCNMsVVC_RRy-y-cvCTF0

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