暗闇
完全に光を遮断した暗闇の中で、
風の音を聴き、
床の感触を感じ、
コーヒーやお酒の味や香りを楽しむ。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(闇の中の対話)
という体験企画がある。
1988年にドイツの哲学者、アンドレアス・ハイネッケ博士によって考案された。
ヨーロッパを中心に反響を呼び、
今夏、ダイバーシティを体感できる
日本初の体験型常設施設ダイアログ・ミュージアム
「対話の森」がオープンした。
参加者は視覚障害者の手助けのもと、
暗闇の中でさまざまな体験をする。
そこでは、視覚障害者と健常者の立場が
完全に入れ替わる。
手を差し伸べる側から、差し伸べられる側へ。
その立場の逆転が、心に巣くう差別などの
“壁”を壊すことにつながるという。
意見、識見、偏見……「見」は、
そのまま「考え方」との意味で使われる。
それほど「目」が人の心に及ぼす影響は大きい。
自分の目で見たことが絶対で、
その状況が変わり得ること、異なる考え方があり得ることを
知ろうとしない人がいる。
ちょっと立ち止まり、
相手の立場になって考える。
自分と異なるものに興味を持ち、
自分にないものを持つ人を尊敬する。
ここから、人権社会の開拓は始まる。
https://mainichi.doda.jp/article/2019/02/23/1398.html
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
さて、話は変わって埼玉県の公立高校入試情報。
今年はコロナ禍の中での入試になる。
もし2/26の入試日に感染していたら、
当然受検できない。
追検査が3/1に実施されるが、
このわずかな期間では回復できないだろうと
特例の追検査を3月中旬に実施するとのこと。
もちろん今年限定だ。
https://www.saitama-np.co.jp/news/2020/12/05/08_.html