tofu
アメリカでは、コロナ禍で豆腐が良く売れているとのことだ。
https://yagiusa.themedia.jp/posts/8512155/
豆腐は、かつて米国で「家畜の餌」と呼ばれ、
最も嫌いな日本の食べ物に挙げられていた。
それが今、健康ブームも手伝って、
多くのスーパーで販売されるまでになった。
乳業企業の駐在員が豆腐を米国に持ち込んだのは、20年前。
彼は試行錯誤の末、米人向けレシピ本を出版。
「ミスター・トーフ」と名乗り、
新聞の連載やラジオ番組も手がけた。
普及への突破口は、飲み物にしたシェークだった。
“売れない”と思ったら、勝負は始める前から負けている。
骨を埋める覚悟で打ち込めば、できないことはない。
仕事を成した彼の結論である。
同じ課題でも、“やらされている”と思えば重荷になる。
が、覚悟を決め、その課題にやりがいを見いだせば、
成長の手応えも、充実感も得られる。
「働くことが楽しみなら、くらしはすばらしくなる!
働くことが義務になったら、一生奴隷ぐらしだよ!」とは、
ロシアの文豪ゴーリキーの劇「どん底」の言葉だ。
「義務」と思うか、「権利」と思うか。
挑む姿勢で、得られる結果は、百八十度変わる。
どんな壁でも越えてみせるとの覚悟があれば、
知恵も喜びもわく。
目指すべき壁は今、目の前にある。