自分がやる
リンゲルマン効果をご存じだろうか。
例えば綱引きにおいて
綱を引く人数が増えるほど
一人の出す力が減っていくようなこと。
「社会的手抜き効果」とも言う。
「自分がやらなくても誰かがやるだろう」
という気分に流されないことが
自分の力も
チームの力も
十全に発揮するための鍵となるのだ。
山中伸弥教授は語る。
「一番になるつもりでやらない限り
二番にもなれません。
オリンピックでも
金メダルを目指すからこそ
やっと銀メダルに手が届くこともあるでしょう。
やはり金メダルを取るような準備が必要だと思います」
人に頼る心を捨てて、「自分がやる」と決める。
そして、どうせやるなら
「一番になるつもり」で取り組む。
この心に立つ人が生まれるとき
「万事を成す」ドラマが生まれる。
「一番になる」という熱情の有無を自身に問いたい。