目標と目的
久しぶりに会った知人。
仕事の目標達成に懸命な様子。
その目的を問い掛けてみた。
「とりあえず立てた目標なので
達成することが目的かな?」と
頼りない答えが返ってきた。
目標を達成することが
当面の生きる目的だという生き方が気になる。
それでは目標が達成できなかったとき
次に進む方向を見失いやすいからだ。
さらには
頑張ってきた自分を否定する感情が生じ
いわゆる“落ち込む”状態になりがち。
立ち直るにも時間がかかる。
目標と目的は違う。
名門高校野球部の監督が語っていた。
「目標は甲子園出場や甲子園での勝利」
だが
「目的は
あくまで
野球を通じての
人格の形成」と。
明快である。
目的が明確ならば
具体的な目標に立ち向かう意欲も高まる。
その一方で
目先の目標達成だけに
汲々としていると
いつしか自分の視野が狭くなり
挑戦の過程そのものが
つらく苦しいものになってしまう。
最初から
目的が明確になっている人は
少ないかもしれない。
だからこそ
自らの行動について
「何のため」
と自問することで
目的はだんだんと明らかになっていく。
今、取り組んでいることの
目標と目的は何か。
どんなに忙しくても
この2点を明確にしていくことが
“真実の勝利”への直道であることを忘れまい。
posted by ハジャケン at 12:47| ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月11日
名字の言 9月11日(木)
名字の言 9月11日(木)
「フランスきっての日本通」と評される社会学者、ジャン=フランソワ・サブレ氏。彼の著作には特徴がある。彼自身の言葉を借りれば、「相撲力士」も「有名政治家」も登場しない。「ぼくの英雄はマスコミに騒がれることはない」(『日本、ぼくが愛するその理由は』七つ森書館)
▼大衆食堂で食を共にし、差別された人たちとも、長く暮らしてきた。そこで、サブレさんは発見した。マスメディアや人気の本には出てこない「英雄たち」を
▼つつましく暮らす下町の人々、日雇い労働者、いわれなき差別に苦しむ人々。逆境に負けず、励まし合い、時として立ち上がり、自らの権利のために闘う。その生き方こそ「ぼくにとって貴重なもの」と
▼同じく、21年間日本に暮らしたフランス人社会活動家、アンドレ・レノレ氏も、「(日本社会から)見捨てられた部分」「底辺」にこそ希望があると言う。困っている時は助け合い、道を切り開く、「庶民」という「闘士たち」こそ、希望と(『出る杭は打たれる』岩波現代文庫)▼かつて「貧乏人と病人の集まり」と言われた創価学会。しかし、それは逆境に向かい立ち上がる「英雄」「闘士」の集いであった。この活力ある限り、学会は社会の「希望」であり続ける。(哉)
posted by ハジャケン at 11:17| ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月10日
名字の言 9月10日
名字の言 9月10日
先日、地域部の会合で聞いた3人の活動報告に感動した。地域の幸せを一生懸命に祈り、行動している姿が、ひときわ輝いていた
▼市PTA連絡協議会の副会長の婦人。諸行事の運営の傍ら、小・中学校で読み聞かせのボランティアも。「自分のいる場所が使命の舞台」と▼老人会長を歴任し、福祉協議会の役員を務める婦人。公民館の活動として「踊りの会」を立ち上げ、高齢者に生きがいの場を提供している。「信頼こそ地域繁栄の原動力です」と婦人
▼公民館長や福祉推進員ほか八つの公的役職を持つ壮年は、独り暮らしの高齢者らを訪問し、住民の声を行政に反映しようと奮闘している。「地域に根を張り、皆さんの手足となって頑張ります」
▼3人の活動報告に共通するのは、わが住む地域を“幸の楽土”にしたいという熱意である。「仏法即社会」である。近隣の方々と、信頼と友情で結ばれ、地域の発展のために貢献していくなかにこそ、広宣流布の確かな前進もある
▼仏法では、「身土不二」を説いている。自身と国土、人間と地域は一体という意味である。わが地域の発展と繁栄を祈り、行動している我々の使命と責任は大きい。この下半期、地域の友と大いに語らい、友好を広げていきたい。(敬)
—
どこに逃げようが、自分の宿業は付いてまいる。
我が国土世間を変えるのか?今のままで我慢するのか?
おや、我慢 我が慢心と感じられる(間違ったら、お詫びします)
観念なんか、なにになるのだろうか?
ふと、思った独り言です。
posted by ハジャケン at 10:46| ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月09日
名字の言 9月9日(火)
名字の言 9月9日(火)
自動車の世界最速を競う「F1」。今シーズンは、世界各地を約8カ月かけて転戦している。現在、18戦中13戦目までが終了。来月は日本でもレースが開催される
▼この「F1」レースは、スタートダッシュが勝負と言っても、過言ではない。昨シーズンは、17戦のうち12戦で、第1コーナーを最初に通過したドライバーが優勝した。2番目に通過した選手が1位でゴールしたレースは4回。3番手からの優勝は1度しかなく、4番目以降に通過した選手が勝利したレースは、一つもなかった。ちなみに今年も、最初のコーナーで4位以下だった選手の優勝はない。スタートから第1コーナーまでの短い間で、レースの大半が決まるのである
▼「電光石火」の「電光」とは雷の光のこと。最も重要なスタートの時に、“ピカッ”と光る稲妻のごとく「電光石火」で動けるかどうか。これが勝敗の分かれ目となる
▼ローマクラブの創立者であるペッチェイ博士は「立派な目標を達成するためには、よいスタートを切ることがおそらく一番重要なことだ」(大来佐武郎監訳『人類の使命』ダイヤモンド社)と綴っている
▼広宣流布の戦いもスタートが大事。最初の勢いが勝負を決める。その決意で、一日一日を全力で走りたい。(正)
posted by ハジャケン at 10:25| ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月08日
名字の言 9月8日
名字の言 9月8日
「67セント」――プルトニウムを使用した原爆の研究・生産に成功した企業に支払われた報酬だ。1ドルに満たない“完成品”は63年前の夏、長崎に落とされ、約7万4000人の命を奪った
▼その後、核兵器は大きな市場となり、企業は莫大な利益を貪った。その陰で、今なお苦しみ続ける被爆者の存在が、原爆の“悪魔性”を証明している
▼1982年6月、第2回「国連軍縮特別総会」に被爆者代表で出席した橋本トヨミさん。総会前、原爆開発のマンハッタン計画に参加した科学者と会見。科学者から「アメリカを恨みますか?」と問われた
▼橋本さんは「最初は憎くてたまらなかった」と。家族全員が被爆。長男の右目は失明。戦後も、一家は入退院の連続。生きることで精一杯だった。が、「今は世界のだれに対しても、私らが受けた苦しみを二度と絶対に味わわせたくない。私は創価学会の池田先生に“愚かな権力者に巣くう魔性の生命が一番悪い”と教わりました」。仏法に巡りあい、自らに渦巻く憎悪は、やがて世界の民衆への同苦へと変わった
▼戸田第2代会長が「原水爆禁止宣言」を発表して、きょうで51年。“核兵器は絶対悪”との恩師の遺訓を叫び抜き、核廃絶の世界を築くことが創価の青年の使命である。(知)
◇今日は何の日?◇
戸田城聖先生 原水爆禁止宣言の日。
1952年、宗教法人・創価学会設立。
1968年、池田会長、日中国交正常化への提言を行う。
1974年、池田会長、ソ連へ初訪問。
posted by ハジャケン at 19:37| ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月05日
名字の言 9月5日
名字の言 9月5日
“白地に赤”といえば日本の旗だが、“青地に黄色”は、太平洋の宝石と言われるパラオ共和国の国旗
▼先月29日付の本紙に色鮮やかに掲載された。同国から池田SGI会長夫妻に贈られた「名誉国民」称号の、授与式の紙面である。「全世界で、文化や教育を通し、平和の建設に尽力」――レメンゲサウ大統領がSGI会長夫妻に寄せた言葉の重さが胸に響く
▼パラオは戦禍と長年の異国統治を経験し、1981年、自治政府が発足。世界初の非核憲法を制定した。その後、米国との関係で非核条項は凍結されたが、94年に独立を果たした
▼国旗の青色は、200余の島からなる共和国を包む大海。黄色の丸は、満月を表す。だが、この“月の丸”は中心ではなく、やや左の旗竿寄りにある。はためいた時、真ん中に見えるよう考案されたという。平和へ立ち止まることなく、絶えず行動するその中心で光っていこう、との決意の表明にも思える
▼独立前の92年、平和を愛する姿を知っていただきたいと早くもSGI会長への正式な招聘状が届いている。パラオSGIの発足は2001年11月。法人の認可から、8月で5年を迎えた。「広宣流布の楽園」を目指す力強い足音が、時差のない日本にも、瞬時に聞こえてきそうだ。(杏)
posted by ハジャケン at 10:09| ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月04日
名字の言 2008年9月4日(木)
名字の言 2008年9月4日(木)
哲学者ソクラテスは著作を一編も残さなかった。しかし、その思想を2400年後の私たちが鮮明に知りえるのは、不二(ふに)の弟子プラトンが師匠の真実を綴り残したからだ
▼傑作『ソクラテスの弁明』『クリトン』では、死刑をも恐れず己の信念を貫いた師の姿が、生き生きと描かれている。岩波文庫版の訳者・久保勉(まさる)氏は、ソクラテスの「偉大な人格」「精神の本質」をえぐり出したプラトンの驚異的な筆致(ひっち)について、「字句以上の真実」に迫るものと絶讃している
▼一方、師の言動を別の弟子が記録した本に、クセノフォンの『ソクラテスの思い出』がある。しかし、この書は「充分に’その師の本質と精神とを捉え得たものとはいわれない」(久保氏)。師への理解が表面的なものにとどまっていたからだ
▼弟子の境涯で、師匠の教えや姿は異なったものに映ずる。師の「真実」に迫れるか。師の「真意」を理解できるか。それはひとえに弟子の側にかかっている
▼池田名誉会長は、小説『人間革命』を著(あらわ)して師匠・戸田第2代会長の真実を余すところなく歴史に留めた。何よりも現実の行動で師の偉大さを証明し、世界に宣揚した。弟子が偉大であってこそ、師匠の偉業は輝きを増す。この「弟子の道」を継ぐ私たちでありたい。(駿)
posted by ハジャケン at 10:56| ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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