登山
人生の険難は
よく山にたとえられる。
大きな山を乗り越えれば
羨望のまなざしで見つめられる。
だから
大きな山ばかりを
探してしまう人もいる。
しかし、あえて言いたい。
目の前の山を登ることだ。
山に登れば
ともかく足は鍛えられる。
鍛えられた分
次のもっと大きな山に挑戦できる。
この繰り返しである。
そして
登った山頂から
もっと広い人生が見えてくる。
山登りのこつは
早歩きではなく
淡々と登り続けることだという。
苦労をしても歩み続ける人からは
苦難の山に挑む人間の強さと美しさを学べる。