いい授業
今の小中学生は知らないかもしれないけれど
昔、エヴァンゲリオンというアニメがあった。
その中で「シンクロ率」という言葉がある。
パイロットがエヴァンゲリオンを操縦する上で必要な
同調の度合いを表すものだ。
このシンクロ率が高いほど
パイロットはエヴァンゲリオンを自在に操ることができる。
この数字は常に一定ではなく
高くなったり
低くなったり変動していた。
私は、塾における「いい授業」とは
教える人と生徒との間の「シンクロ率」が高い授業だと考えている。
だから
たとえどんなに準備をして分かりやすい授業を行ったとしても
生徒たちとシンクロできていなければ
あまり意味がないのだ。
逆に、子どもたちの目をくぎ付けにして
耳を傾けさせて
時間の過ぎるのも忘れさせ
喜怒哀楽の感情をひきだせる授業こそが
シンクロ率の高いいい授業だと思う。
シンクロ率を上げるために必要なこと
それは「対話」であると私は思っている。
眠っているやる気を引き出し
人を動かし、成績を上げ、志望校に合格させる力は
対話からうまれてくるからだ。
だから
個人との対話
クラスとの対話
これらの質と量こそが大切だ。
新中1のクラス指導が始まる。
ココロを揺さぶり
やる気を目覚めさせ
本気で行動させる
そんな「シンクロ率の高い授業」にしていきたい。