大切なものは目に見えない
経済至上主義の時代と言われて久しい。
人類の経済活動の痕跡が地球の表面を覆いつくした。
もはや人間の経済活動の手が届いていないところは
ほとんどなくなってきている。
教育の世界でも
金融教育も導入され
勉強して「いい進学」をするだけでなく
「お金持ち」になることも教えられる。
沖縄のことわざに
「才知は一代、誠は世万代」
(才知で得たものは
せいぜい一代限りであるが
誠実の心は万代に及ぶ)とある。
『誠実』で勝ち取った信頼は
いつまでも崩れないということだ。
何が大切なのか。
その問いの答えは一つではない。
でも
いままで生きてきて
私は思う。
本当に大切なものは目には見えないものだ。
だから
少なくとも
合格通知や成績表
お金、洋服、車、家、財産
そんなものではない。
そのことを
笑顔で語れる大人でありたい。