日曜特訓

今月はノーベル賞のニュースに列島が沸いた。

 

受賞者に共通するのは

 

研究成果の発表から受賞までに長期の時間を要している点だ。

 

何十年も前の理論や論文が評価されることが多い。

 

理論を発表した当時は評価してもらえなかったが

 

主張の正しさは時間の経過とともに証明されていく。

 

先見性に現実が追いついた結果といえるだろう。

 

2008年ノーベル化学賞受賞の下村脩氏は

 

緑色蛍光たんぱく質の解明のために

 

オワンクラゲを85万匹も採取したという。

 

海に漂うクラゲを手作業で捕まえ

 

物質を精製する。

 

気の遠くなるような地道な作業が

 

生命科学の研究に飛躍をもたらす

 

大発見へとつながった。

 

時代を変える偉業は

 

多くが地味なものだ。

 

正当な評価を受けるのに

 

数十年かかる場合もある。

 

反対に安易に成し遂げられ

 

もてはやされた業績は

 

歴史の試練に耐えられず

 

消え去ってしまうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを車を運転中に考えていた。

 

さあ、今から日曜特訓だ。

 

明日の定期テストのために

 

最後の追い込みをする生徒たちを

 

しっかりとサポートしなければ。

 

でも、本当の勉強は

 

地道にコツコツと

 

長い年月をかけて

 

やり続けるものなのだということも

 

一言伝えなければ。

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