ドラマ
埼玉平成高校の塾説明会に出席させていただいた。
開校40周年の節目の年だそうだ。
開校時の埼玉女子高校から共学化して埼玉高校、
そして埼玉平成高校へと変化してきた。
今日は、コースや合格の目安となる基準の話を聞くことが
一番の目的だったのだけれども
終わってみて一番印象的だったのは
行き場をなくしそうな受験生に助け舟を出してあげているところだった。
そのことには言及されていなかったのだけれども
募集資料には書いてある。
これは埼玉平定高校の募集の姿勢だと私は思う。
具体的にどういうことかというと
2点ある。
1点目は、最終個別相談会を1月に実施する点だ。
入試直前待ったなしの冬休み中だけれども
気持ちが揺れる受験生はいるだろう。
コースもそうだけれども
単願や併願を変更したくなる受験生もいると思う。
インターネット出願が主流になっており
出願が以前よりも早くなっている昨今では
12月末の個別相談会でさえ遅い感じがするはずだ。
それなのに
1月に個別相談会を実施するなんて
大変だと思うが細かな気配りがいいと思う。
またもう1点は
埼玉県の公立高校入試の合格発表後に
入試を行うことだ。
残念ながら本命の公立高校に不合格。
でも、併願校に行きたくない。
じゃあ、埼玉平成高校に挑戦しようという受験生もいるかもしれない。
これらの2点の該当者はそれほど多くはないと思う。
でも、その該当者は
最後の最後に自分で決断をした受験生だ。
覚悟を決めて入学することになるのではないだろうか。
志望校選択において
正解はない
正解は
3年間かけて作り出すものだ
私はそう考えている。
あとは
埼玉平成高校で3年間鍛え上げて
素晴らしい成長を遂げることができたと
そういう生徒たちが
胸を張って卒業することが必要だ。
私はギリギリで志望校を変更しました。
3年後にそれが正解だと確信しています。
そういって卒業させるのだ。
そんなドラマがあることが分かれば
志願者は自然と増えていくものだはないだろうか。
立地面のハンデを跳ね返すような
選ばれる学校になるにはそれしかないと思うし
塾だって
生き残るためには
全く同じ選ばれ方でなければいけないと思っている。
さて、会の終了後、
うちの塾の地元中の1年生が社会科見学があるっていってたなあと思い
帰りは川越の蔵造の街並みを通って教室へ。
相変わらず人が多い。
渋滞の中
ふと思い出した。
社会科見学は明日だった・・・・