語彙力
よく「新聞を読みなさい」と言われるけれど
小中学生にとっては
教養や知識をつける以上に、
「語彙力」を身につけることが
最大の効果だと思う。
新聞の中には
生活の中では身につけることのできない語彙が
数多く登場する。
言語学者の大野晋氏によれば、
新聞や雑誌で使われる単語は年間で約3万語。
そのうちの半分が1年で1度しか使用されないという。
だからといって、
それらの言葉が不要なはずはなく、
その時々に的確な語彙を使えるように修練を積むことが大切と、
氏は自著で訴える。
面白いサイトがある。
自分の語彙力の数を調べることができる。
ちなみに、そのサイトによると
年代別の目安になる語彙数は
以下のとおりらしい。
中学生:20,000語~57,000語
高校生:32,000語~61,000語
18歳-20代:43,000語~74,000語
30代:58,000語~84,000語
40代:66,000語~91,000語
50代:72,000語~96,000語
60代:74,000語~100,000語
70代以上:76,000語~104,000語
お試しあれ。
https://www.kecl.ntt.co.jp/icl/lirg/resources/goitokusei/vocabulary_test/php/login.php
ちなみに、広辞苑は現在第7版だが、
収録項目数はいくつか想像できるだろうか。
その数・・・・・
約28万!
第6版が2008年発売で約24万項目収録だ。
第7版は2018年発売だ。
ちなみに昭和30年の第1版は20万項目だった。