最後の時間帯
学生ラグビー日本一を経験した監督は語る。
「最後の10分。
体力的に一番きつい、
この時間帯の攻防に
チーム力の差が表れる」
ラグビーの試合は
前後半合わせて80分。
その最後の10分が最も過酷。
トップクラスの勝負は
そこで決まる。
ラグビーに限らず
物事を成し遂げるには
「最後の壁」がある。
ここに残る力のすべてを注いでこそ
目標を達成できる。
実は日々の学習においても
同じことが言えるのだ。
やり始めると
だんだんと集中力がなくなってくる人がいる。
もうやめようかな・・・
そわそわ・・・・
そこでやめてしまう人が多い。
でも
そこでやめずに
あと10分。
あと1問。
粘りに粘るのだ。
勉強を終わらせる前の時間が
大切だという理由はそこにある。
この粘りこそが
実力につながり
試験本番で
最後の最後まで
がんばりぬく原動力になるのだから。
暑い季節がやってくる。
やらない理由はいろいろとあるだろう。
しかし、コツコツ積み重ねていかなければ
来るべき挑戦のときに
発揮できる実力も
育たないだろう。
今日は夏至だ。
明日からは少しずつ
日が短くなっていく。
気持ちを引き締めなおして
ガンバルいい機会だと思う。