全国学力・学習状況調査
今年度の全国学力・学習状況調査が実施された。
調査結果は後日発表される。
調査項目の中には面白いものが含まれている。
国立教育政策研究所という機関が結果を公表しているので
興味があればご覧あれ。
https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/factsheet/middle.html
面白いもののうちの一つが
家庭学習の時間だ。
4月の中3生はどれくらい家庭学習をしているのだろうか。
一番やっているのは
平日に毎日3時間以上が約10%
平日に全くやらない人は約5%だ。
土日に4時間以上やっているのは約8%
土日に全くやらないのは約10%だ。
学習は時間の長さだけではかるものではない。
短い時間であっても
中身の濃い学習のほうがいい。
でも
それは学習が習慣になっている人の話であって
そもそも
意志が弱く
毎日やるべきことができない人もたくさんいるのだ。
そして
そういう弱い人のなかには
少しでも
偏差値の高い学校に入りたがる人もいるのだ。
フランスの思想家モンテーニュは綴っている。
「私は他人にどう見えるかということよりも、
むしろ私自身の中でどんな人間であるかを気にする」と。
他人の評価ではなく、
自分として満足できたかどうか
これが問題だというのだ。
弱い心・あきらめの心を、
挑戦の心に転換しよう。
自分に勝ったという充実感は
必ずあすへの活力となる。
「きょう一日、私は戦い切った」
という完全燃焼の日々でありたい。