AI
小中高校生の読書感想文コンクールを主催する
全国学校図書館協議会が
AIで作成された感想文が応募されてくることを懸念して
来年度の応募要項を改めたそうだ。
AIが生成した文章をそのまま引用し
さらに執筆者本人がAIの利用を認めた場合などに
審査対象外になることがあるということだ。
一方、文章の校正にAIを使うことについては
問題ないとしている。
このようなルールができるのは
自然の流れだと思う。
私が驚いたのは
AIで文章を作るのを
規制したことではなく
校正ならばOKとしたことだ。
中3受験生の作文指導をしていると
主語と述語がうまく対応していなかったり
誤字脱字や文法ミスなど
細かなミスがあり
それは減点の対象となる。
AIで校正できるのならば
そのようなミスはなくなる。
逆から言えば
AIで校正をしなければ
よい文章を書くという点では
不利になるのではないだろうか。
AIが急速に便利になってきている。
どのように活用していくのか
賢く利用して
成績向上に役に立てていきたい。
まずは
来年度の読書感想文の
校正を任せてみてはどうだろうか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230329/k10014023701000.html
さて、話題は変わって大学入試の話。
一橋大学が令和7年から個別試験の英語リスニング廃止とのことだ。