あなたはどっち?
第一志望校の受験前日に
入試問題をこっそりと
見せてもらえるとしたら
あなたはそれを見るでしょうか。
すこし考えてみてください。
答えが「はい」ならば
あなたは受験の闇に堕ちてしまっている可能性があります。
揺れる気持ちはよく分かります。
でもそれはズルです。
ズルして合格しても入学後に苦しむでしょう。
後ろめたさを感じるでしょう。
それは不幸以外の何ものでもないでしょう。
昨日、中3受験生の授業中に
「受験は目的なのか、それとも手段なのか」
と尋ねてみました。
すると全員が
「手段」だと答えました。
その時思ったのは
うちの受験生は大丈夫だということ。
受験自体が人生の目的になっているとしたら
視野も狭くなり
ズルもしたくなるでしょう。
でも
受験は
なるべき自分になるための
手段であり
目的ではないのです。
受験の価値は
どんな手段でを使っても
合格するような子を育てるのではなく
自分で決めた目標に対して
努力を続ける経験を積む
プロセス自体の中にあります。
さらに言えば
どんな結果であれ
それを
最終的に
前向きに受け入れ
人生の新たな一歩を
踏み出す姿勢を学ぶことにあります。
つまり、
自分の努力で
自分の人生を切りひらき
仮に
結果が100%の思う通りでなかったとしても
腐ることなく歩み続ける人になるための経験なのです。
受験とは
生き方を学ぶチャンスだと私は考えています。
ガンバレ、受験生!
さて、話題は変わって1枚の写真の紹介。
将来は建築家だね。
昔はここまでじゃないけれど
砂遊びとか泥遊びをやって遊んでいたけれど
いまの子はどうなのかな?