逆境でこそ成長を
腹をすかせたキツネが、
支柱から垂れ下がるブドウを見つけました。
取ろうとしたが届きません。
立ち去り際に独り言。
「まだ熟れてない」
“できないことを何かのせいにしてごまかす人がいる”ことを表した寓話です。
環境や状況のせい、
他人のせい、
タイミングのせい……
人は、
“できない理由”を外に求め、
自己正当化してしまいがちです。
しかし、
そんな理由を並べているうちは、
成長への軌道は開けません。
「壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」
これは野球のイチローさんのことばです。
さすがにその道を究めた人がいうことばは
深いですね。
手の届きそうにないブドウがあるということは
チャンスでもあるのですね。
日々の勉強も受験も同じことが言えます。
「逆境だから無理」から
「逆境だからこそ成長できる」へと
変化するべき人はいませんか。
逆境から逃げていては
何事も夢物語で終わってしまいます。
しかし、夢は近づくと目標に変わります。
「夢を掴むことというのは一気には出来ません。
小さなことを積み重ねることで
いつの日か
信じられないような力を出せるようになっていきます。」
「準備というのは、
言い訳の材料となり得るものを排除していく、
そのために考え得るすべてのことをこなしていく。」
これもイチローさんのことばです。
夢をかなえる鍵は、自身のキモチの変革にあるのです。
さあ、はじめよう!