時間
今あなたは暇ですか?
もし、暇ならば何をしますか?
ひまつぶし、英語ではキリングタイム。
直訳すると「じかんごろし」だ。
時間を殺すのだから
暇つぶしにやっていることは
自分にとっていいことではないはずだ。
「仕事はいちばん忙しいやつに頼め」と言う。
そういえば、たしかに
「あいつは暇だから、しっかりやってくれるだろう」
というようなことはない。
中学校では生徒会選挙の時期だ。
うちの塾でも立候補する生徒がいる。
みんな立候補すればいいのにと思うのだけれども
「部活動もやっていて余裕がなくなりそう」
「勉強時間が削られそう」
「そういう仕事は向いていない」
「たいへんそうだから」
などなど、やらない理由を挙げてみると
たくさん出てくるものだ。
確かに生徒会の仕事は楽ではない。
家に持ち帰ってやる仕事もある。
勉強や他のやるべきこともあるから
深夜までやらざるを得ない日もでてくる。
ダラダラ過ごす「暇」すらないのだ。
そうするなかで考えざるを得ないのが
「時間効率」だ。
パンクしそうなくらいやるべきことがたくさんあって
時間に限りあることを痛感するから
時間を大切にするようになるのだ。
学習時間も長時間ダラダラ机に向かうことができないので
限られた時間で効果を上げるための工夫をするようになる。
短時間でも成果が上げられるようになると
同じ時間でもより多くのことができるようになる。
高校でも、部活動を一生懸命やった方が
成績が伸びると言われる理由はそこにあるのだろう。
川高・川女では、石を投げたら生徒会・委員長・部長・学級委員経験者に当たると言われている。
そういった役職をやっていることで
背筋を正して学校生活を送れるということもあるだろうし、
先生たちも役職者たちの前向きさを評価するだろうし、
そういったことは調査書の特活点だけでなく
学習点にも影響を及ぼすのだと思う。
忙しくやっている人でも
暇つぶしはしている。
ゲームをしたり
動画を見たり
マンガを読んだりなどなど。
でも、そもそも無駄にできる時間が限られていると
暇つぶしにも限度がある。
暇つぶしだって時間効率を考えて
短い時間で思い切りエンジョイできる方法を考えればいい。
「苦労は買ってでもしろ」という。
今から何かに挑戦してみてはどうだろうか。
さて、話題は変わって選挙の話。
あれ、話題が変わっていないかな?
少し前のことだけれども
狭山市にある西武文理高校の選挙のニュースを紹介したい。
今年の生徒会選挙では投票箱を実際の選挙で使用するものを借りてきて使用したとのこと。
雰囲気が出るし、練習にもなるので、いいアイデアだと思う。
https://mainichi.jp/articles/20210621/ddl/k11/100/084000c