正しいやり方
成績を上げるために「復習は大切だ」とか「繰り返しは大切」とか言われている。
確かにその通りだと思う。
しかし、あえて言わせてもらいたい。
学習だけでなく、どんなことでもそうだけど、
正しい方法ってものがある。
たとえば、野球だと「素振りは大切」だが、
間違ったフォームで素振りをしていると、
その間違った型が身についてしまうので
やればやるほど逆効果になってしまう。
学習ではそんなことはないだろうと思う人もいるかもしれないが
じつはそうなのだ。
たとえば英語の音読でもそうなのだが、
実は正しい方法じゃなかった場合、
リスニング力が落ちることにもなりかねない。
何よりも成績が上がらなければ
やる気が失われてしまう。
だからこそ私たち指導者はしっかりと正しい方法を教えてやるべきなのだ。
生徒たちは「こんなに勉強しているのに数字が上がらない」ということになってしまう。
なんでもかんでもがむしゃらにやっていては駄目なのだ。
量は質に転化するというが、
間違った方法で量をこなしても、
まったく数字には表れない。
守破離というが、
まずは正しい方法をじっくりと継続すること。
小中学生はここが大切だ。