始める、続ける

やる気を出すには「まず始める」ことが重要だ。

 

では、まず始めるためにはどうするか。

 

それは徹底的にハードルを下げること。

 

 

 

米ヴァージン・ギャラクティック社の創業者リチャード・ブロンソン氏と

 

米ブルーオリジン社の創業者ジェフ・ベゾス氏が宇宙飛行を成功させた。

 

宇宙旅行ができる時代が到来した。

 

一度体験してみたいものだ。

 

さて、宇宙ロケットと言えば、

 

大量の燃料が必要である。

 

実は、ロケットが発射直後の数分で使う燃料は、

 

その後進んでいく長い道のりにかかる燃料よりも多いという。

 

動き出しが一番エネルギーが必要なのだ。

 

それはロケットに限ったことではないだろう。

 

物事を始めることの難しさは、

 

いろんな物理の比喩が用いられる。

 

別の例を挙げてみると、

 

車輪は回り始めるときにいちばん大きな力が必要で、

 

一度回転しさえすれば、

 

それを続けるのに大きな力は必要ない。

 

また、電車は動くときだけモーターを使って、

 

あとは惰性だ。

 

 

何かを始めるとき、

 

人間は現状を維持しようという潜在意識が働く。

 

気持ちの上では何とかしたいと思うのだが、

 

もう一方で「今のままでいい」「今のままのほうが楽だ」

 

という考えが浮かぶのだ。

 

もし、意識せずに放っておいたら、

 

現状維持の方向に向かう。

 

現状維持をしようという気持ちから

 

動き出すときこそ

 

一番エネルギーがかかり

 

一番大変な時なのだろう。

 

 

 

夏休みから一生懸命始めた人は、

 

今エネルギーをかけないならば

 

今後軌道に乗ることはないと思った方がいい。

 

がむしゃらに、ひたむきに、おおらかに、

 

がんばっていこう!

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